1635 10 日本語教室・火曜日クラスで学ぶ受講生の一緒になって学ぶ合同学習会が開催されました。 「こわい地震が来た時、困らないために」と題して、プロジェクターや投影機を用いて写真や図を写したり、実物を見せ体験させながらの学習でした。 (No.16-35)

開催日:2017年3月8日(火) 10:00~11:30

場 所:アビスタ ミニホール

参加者:受講生17名、ボランティア講師19名、託児ボランティア4名

     学習係5名(渡邉、磯貝、湯浅、久保田、長谷川)  合計45名

 首都圏での大地震の可能性が言われてきていますが、地震の経験のない外国出身の受講生には、発生時の対応は不安があります。火曜日クラスでは、学習係の方が、準備・対応について、次のように説明しました。

1 「『地震』発生により自分たちにどんな影響が及ぶのか」について、住まい、生活などはどうなるのか? を分かりやすく説明していました。(渡邊さん) 地震による影響は、津波発生、液状化、家の倒壊、火災発生、スーパーには品物1635 1がなくなる、水・ガス・電気・電話などのライフラインが止まる等 2004年10月の新潟県中越地震(最大震度7)を経験した受講生の陸 菁Lu Jingの話も聞きました。(※詳細は、2016年7月発行会報64号参照)

2 「『緊急地震速報』の音を聴いたら」、と題して、机の下に隠れる、火を消す、出口確保、初期消1635 2火、避難時の注意事項 などについて、体験させながら行いました。(磯貝さん)

3 「避難する時の注意事項」について、自宅近くの避難場所は? 避難所と避難場所の違いは? と更に、家族等との連絡について災害用伝言サービスと音声お届けサービ1635 5スについて説明しました。(湯浅さん)1635 4

4 「地震発生に備え必要な備品」について、ライフラインが使えない時に、水・電気・ガスそれぞれが使えない時は・・と品物を示しながら説明していました。また、トイレが使えない時にビニール袋と凝固剤1635 7を用いて、受講生が簡易トイレ作製の体験をしました。(久保田さん)

 品物はどこで買えるの? ペットボトルの水はどれくらい用意すればいいの? 等質問もあり受講生は熱心に聞き、取り組んでいました。 地震への備えは、経験のない受講生には一度では理解できないことです。日本語教室では、今後も機会を見て説明会を開催する予定です。

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