201802181 今年の春節は、2月16日から始まりました。中国語講座の張 華クラスでは春節に合わせ水餃子講座を開きました。(No.17-28)

日 時:2018年2月18日(日)10時~14時
場 所:アビスタ調理室
参加者:中国語講座上級クラス14名(張 華Zhang Hua先生、受講生13名)

 春節は、旧暦の正月です。中華圏では最も重要視される祝祭日で、新暦の正月に比べ盛大に祝賀されます。中華圏では数日間の祝日が設けられ、故郷に戻る人々や、旅行に出かける人たちで一斉に人が移動し交通機関が込み合う時期です。
 中国出身の張先生の手ほどきで、水餃子講座を開催しました。
 餃子は、中国北方の正月には欠かせない食べ物で、集まった家族達で一緒に食べます。餃子は日本と異なり水餃子で焼きません。またおかずでは無く主食として食べます。その為、沢山作るようです。
 先ずは餃子の皮づくり。小麦粉をこねて全員で作りました。力のいる作業でした。
 春節に食べる餃子の中には、なつめ(幸せに満ちた日々を送ることができる)、落花生(健康長寿祈願)を入れることもありますが、今回は日本で作りやすく、食べやすいように白菜餡とキンサイ(芹菜、英: Chinese celery)餡を作りました。

 その他、中国東北地方の家庭料理「トマトと卵の炒め物」、「干豆腐」(中国東北地方特産の押し豆腐の一種)の炒め物、中国出身者に漬けていただいた「酸菜」(中国東北地方の白菜の漬物)の炒め物、「小白菜」(べか菜)の和え物、「ジャガイモの千切り炒め」等を作りました。
 参加者は、作った料理を食べながら、春節料理に食べる「魚」や「餅」のこと、お年玉「压岁钱」等の話で楽しいひと時を過ごしました。

注:「魚」・・生活が豊かになる事を願い「魚yu」(発音が余裕の“余yu”と同じなため)料理
  「餅」・・中国語の年糕nian gaoが年々繁栄・出世する意味の“年高nian gao”と同じ発音
  「压岁钱」・・中国では両親にもあげます。同じ意味で「红包」があり、会社の上司・友人等からもらえるようです。

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