北アリゾナ大学で映像を学ぶ学生たちが、日本文化を体験し、それを映像にする学習のために来日しました。一行は、教授のKurt Lancaster氏、Mary E. Adachi氏、そしてコミュニケーション学科(Creative Media & Film School of Communication)の学生10名が参加しました。
AIRAから通訳として濱 理恵さんと山口千鶴さんの2名が担当しました。
1.書道体験
日時:2025年5月20日(火)13:30~16:00
場所:あびこ市民プラザ 会議室1
講師:荒井茂雄(号:童風)さん ※AIRA会員
最初に、漢字の成り立ちや中国から日本への伝来の歴史などについて荒井講師から説明があり、濱さんが通訳に当たりました。学生は各自「友、月、花、日本」の中から漢字を選び書く練習後、色紙に書き上げました。この間講師は学生の間を回りながら指導をしました。また、学生は書を書く風景などを撮影していました。



2.生花体験
日時:2025年5月23日(金)9:30~12:00
場所:北近隣センター(並木別館)会議室3
講師:柴田保子(号:香蒲)さん <小原流>
柴田講師が、日本人と花の関係と華道三大流派の特徴、日本の建築様式と生け花の関係について説明し、山口さんが通訳しました。講師は、生け花の構成を活かした作品を手本として示し、学生たちは指導を受けながら、高さや向きを調整しつつ、バランスを考えながら花を活けました。
講師は「今回生けた花は仏像が手を左右に開いた姿を現しています」と話していました。ここでも学生たちは動画を撮影していました。 (№26-4)


