“Ticket nach Berlin”から広がった料理体験レッスン
日時:2025年11月29日(土) 10:00~14:30
場所:南近隣センター調理自習室
参加者:ドイツ語教室学習者11名+Eva Bilik(エファ ビリック)先生 (計12名)
料理名:1 主菜:リンダールラーデン”Rinderrouladen”(牛肉のロール煮)
2副菜:茹でたジャガイモサラダgekochte Kartoffeln Salat、玉ねぎスープZwiebelsuppe
3デザート:りんごシャーベットNachtisch Apfelsorbet
2025年度のドイツ語教室では、Deutsche Welle(ドイツの国際放送事業体)が制作した語学番組「Ticket nach Berlin」を教材として学習を進めてきました。
世界各国から集まった6人のドイツ語学習者が、南北2チームに分かれてドイツ各地を旅し、与えられた課題をクリアしていくという番組です。
その中の課題のひとつに、訪れた町の名物料理を実際に作り、現地の人に評価してもらう という内容がありました。これをヒントに、当教室でも各自が得意料理のレシピを作成し、発表することに。さらに “せっかくなら教室全体で一品を作ってみよう!” ということになり、料理実習を行うことになりました。
今回挑戦したメイン料理は Rinderrouladen(リンダールラーデン)。
薄切り牛肉でベーコン、タマネギ、マスタード、ピクルスなどを巻き、じっくり煮込むドイツならではの家庭料理です。
合わせる副菜及びデザートは、
・野菜サラダ
・玉ねぎスープ
・リンゴを使ったデザート
当日はクラス全員12名が参加。主菜チームと各副菜及びデザートチームに分かれ、さらに買い出し班が材料調達へ。
調理が始まると、Eva先生が要所ごとに巡回し、「この巻き方がきれい」など、材料の切り方から味付けまで丁寧にアドバイスしてくれました。
正午頃、全ての料理が完成。食卓に並んだ料理はどれも見事で、レストランで出てくる味では!?と思われるほどの仕上がりになりました。持参したワインを楽しむ人もいて、美味しい料理と会話で教室はとても賑やかな雰囲気に包まれました。まさに至福のひと時でした。
調理実習では、食材の名前や調理に関する単語など、生活に密着した語彙を自然に覚えられるのが魅力です。その上、文化の違いを肌で感じられる、まさに “文化体験” ともいえる学びになりました。
最後には、「こんな楽しい語学教室ありますか!?」「ドイツ語教室万歳!!!」と声を上げる参加者もいました。
ドイツ語を“使いながら楽しむ”貴重な一日となりました。
注)ドイツ語講座生(猿渡さん)からの投稿を基に作成しました。 (No.25-11)






