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Abiko International Relations Association

AIRA概要

我孫子市国際交流協会設立趣意書

 今日、さまざまな分野において国際化が進展し、国際的な相互依存関係のなかで私たちの生活も外国との関係を切り離して考えることはできません。
 こうしたなかで、国レベルの政治的、経済的な努力に加え、地域における草の根レベルでの国際交流がますます重要な役割をもってまいりました。
 今、世界を見つめ、市民一人ひとりが自分の足元から国際化を考えていくことが、時代の要請となっています。
 このような国際化を進めていくためには、市民一人ひとりが国際社会に対する幅広い認識を持ち、多くの国の人々との相互理解や親善を深めるなかで、国際性を身につけることが必要です。
 市民一人ひとりが豊かな国際性を育むためには、外国との継続的な交流を通してお互いの文化を認めあうことが必要であり、地域に根ざした国際交流の機会をより多く持っていただくことが大切です。
 また、我孫子市に住む外国人の方々には、日本や本市への理解を深めていただくとともに、日常生活を円滑に営めるよう必要な情報を提供することも重要です。
 我孫子市国際交流協会は、市民を主人公としてこれらの事業を推進するとともにボランティアの育成や国際交流に関する情報収集・提供等の事業を通じて、市民一人ひとりの国際化を推進するための中心的組織としてここに設立するものです。

組織、規約、理事・役員等

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★役員 (2024年度~2025年度)

役   職 氏   名
会   長 大村 芳昭
副 会 長 へさき 康彦・村越 孝一・北嶋扶美子
総務部会長 (兼)北嶋扶美子
広報部会長 中村 孝行
交流部会長 早坂 満
研修部会長 上原 正幹
ボランティア部会長 足達 法子
会    計 上村 英生・依田 勇

 ★理事・監事

2024 RIJI

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AIRAとは

 「我孫子市国際交流協会」(AIRAアイラ)は、市民主体の活動を通じて、市民一人ひとりの国際化意識の啓発を促し、国際親善に貢献することを目的として、1992年11月21日にスタートしました。
 我孫子を生活の場とする外国人が、住みよい安全で快適な生活を過ごせるように様々な支援や交流をはかります。


おもな活動・・・

◎外国人のための日本語教室の運営
= 外国人が生活に必要な会話中心の日本語を学びます。

◎外国語講座の開講
= 英語・中国語・韓国語・フランス語・ドイツ語・スペイン語など、主に外国人を講師として入門から上級までに分かれて講座を開設しています。

◎外国人のための文化講座の実施
= 着付け・お茶・生け花・料理・習字など、体験を通して日本文化に親しみます。

◎異文化理解講座の実施
= 外国人などを講師に、外国の文化や生活などの話を聞きます。

◎翻訳・通訳派遣
= 「広報あびこ」などを英語・中国語・韓国語などに翻訳。また、市内で開催される様々なイベントや訪れる外国人に通訳を派遣します。

◎日本語指導のための学校派遣

= 海外などから市内の小中学校に編入した子どもたちが早く学校生活に慣れるように、指導者を学校に派遣し、支援します。

◎外国人相談窓口の開設
= 市内の外国人が直面する生活上の様々な質問に対応します。

◎日本語の教え方講座の開講
= 外国人に日本語を教える人材を養成するための講座を開催します。

◎ボランティアのレベルアップ研修会・講習会の実施
= 翻訳、通訳、日本語指導などを担当するボランティアの技術向上を図るための勉強会を開催します。

☆国際スピーチ大会の実施
= 国際交流ついての体験や夢・希望などを英語・日本語で発表します。

☆国際交流まつりの実施
= 世界の国の展示、いけ花展示、着物着付け体験、お茶席開設、歌・踊りや音楽演奏、日本語や外国語学講座生の発表など、多数の外国人も参加してにぎやかに!

☆バス・ツアー
= 外国人と共に市の公共施設見学や近郊の名所・旧跡などを訪れます。

☆その他
=1年間の労をねぎらいつつ親睦を深める「イヤーエンド・パーティ」や各自一品づつ持ち寄り懇親を図る「ポットラック・パーティ」などの実施

ごあいさつ

 皆様こんにちは。今年度よりAIRAの会長を拝命しました、大村芳昭と申します。

 1997年4月、中央学院大学に専任講師として着任して以来、一教員として教育・研究・公務に携わって参りました。2012年4月から2018年3月まで法学部長を務めた後、2022年7月から学長を務めており、任期4年の折り返し地点にさしかかろうとしております。

 専門は法律学ですが、中でも研究面では、国際家族法という、複数の国にまたがる家族関係(国際結婚や外国人の関わる離婚問題など)を研究して参りました。グローバルなビジネスシーンで華々しくご活躍の多くの先生方に比べれば地味な研究領域ですが、もともと家族に関する法律問題に興味があったこともあり、地道に我が道を歩んで参りました。時には検察庁の方から外国の家族法に関するご質問をいただいたり、家庭裁判所から鑑定人の依頼をいただいたり、弁護士の方から具体的なケースについて助言を求められることもあり、研究者だけの中にいるよりもむしろそういう時の方が充実感を味わうことが多かったように思います。

 「国際」という名前のついた領域を選考している割には外国経験が浅く、欧米にはほんの数回、しかも数日から1週間程度の旅行で訪れたことがあるだけ、という体たらくなのですが、中国・韓国・台湾にはとても親しみを感じており、やはり短期の滞在しかしたことはありませんが、それぞれある程度の回数、主に大都市を訪れたことがあります。どの訪問地も治安がよかったため、行く度に真夜中のひとり散歩を楽しむのが恒例でした。新型コロナの感染が拡大した2020年以降はまったく行くチャンスに恵まれておりませんが、近いうちにぜひまた訪れたいと思います。大学時代に第二外国語として中国語を、また韓国ドラマやK-POPの流行をきっかけに韓国語を独学で学んだことが、これらの国に親しみを覚えるひとつの要素ともなっております。また、母が日本統治下の台湾で生まれており、東京生まれで故郷らしい故郷の記憶がない私は、台湾を第二の故郷と勝手に思い込んでいたりします。

 学長就任以来、様々な重圧の下で業務に当たっていますが、そんな私に大きな癒やしを与えてくれているのが、「お笑い」と「アイドル」です。お笑いについては落語や漫才が大好きで、あまり頻繁には行けませんが、寄席(特にお気に入りなのは新宿末廣亭と浅草演芸ホール、そして浅草東洋館です)に通うのを楽しみとしています。先日は、大阪の天満天神繁昌亭の最前列の座席で、R-1優勝歴のある濱田祐太朗さんの話芸を初めて目の前で拝見し感動しました。他方、アイドルについては2019年8月から乃木坂46の大ファンで、今までに30回以上のライブに現地で参加し、ミート&グリート(オンライン上でメンバーと1対1で顔を見ながらお話しできるイベント)にも頻繁に通い、ファン仲間とMV撮影地などの聖地巡礼をして楽しんでいます。一番の推しメンは中西アルノさんです。乃木坂46は単にアイドルとして応援しているだけでなく、その楽曲を通じて勇気をいただいたり、人生について考えるきっかけをいただいたりと、もはや人生の不可欠の一部になっています。

 長々と書かせていただきましたが、僅かながらもこれまでに得てきた知識、能力、経験などを活かして、AIRA会長として皆様のお役に立てるよう精進して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

    2024 Y.OMURA 2024年5月 

    我孫子市国際交流協会

  会 長   大 村 芳 昭