「友好を翼にのせて」をメーンテーマとする「あびこ国際交流まつり」が開催されました。今回は合わせて、来年の“TOKYO 2020”オリンピックの開催を応援する「TOKYO 2020 Support Programe」の認定を得て開催されました。(No.19-19)
開催日時:2019年11月24日(日)11:00~16:00
場所:あびこ市民プラザ (ギャラリー・ホール・サロン)
司会:安武真弓さん、南 尚旻ナム・サンミンさん(韓国)
場所:あびこ市民プラザ (ギャラリー・ホール・サロン)
司会:安武真弓さん、南 尚旻ナム・サンミンさん(韓国)
市内で生活する外国人と市民との交流を図ることを目的に、このまつりは28回目を迎えました。外国ブースでの外国人による物品や観光案内、ダンスや歌・演奏をはじめ日本伝統芸能の演技、お茶席、外国人の着物体験など会場各所で行われました。
また戦前、東京オリンピック開催に尽力し、我孫子に別荘を構え我孫子にゆかりのある嘉納治五郎氏の紹介や幻となった“TOKYO 1940”オリンピックで手賀沼に漕艇場が計画された時の「手賀沼漕艇場計画図」(高田家所蔵)を展示し、“TOKYO 2020”オリンピック開催を応援しました。
まつり開催に先立ち、ロビーでは早朝よりお茶席が設けられ、あびこショッピングセンター入口では我孫子市のマスコットキャラクター“手賀沼のうなきちさん”と担当者がまつりの案内ビラを配っていました。
11時にギャラリーが開場し、外国ブース(韓国・フランス・ドイツ・チリ・イギリス・中国・東南アジア)などに沢山の来場者が訪れ外国の物産、食べ物などを求めていました。
12時からホールでは、日本語・英語で読む紙芝居が始まりました。日本語は市地エリンさん、英語は呂 澤晴ru ze qingさんです。変身願望の強いカメレオンを題にした「ごちゃまぜカメレオン」とサメをだまして海を渡った「いなばの白兎」の話です。英語で聞くと新鮮な感じがします。
13時からまつりが始まりました。司会(安武さん・南さん)の進行で、へさき康彦AIRA会長及び青木章我孫子市副市長のあいさつに続き、来賓・近隣協会などの招待者の紹介が行われました。その後、ホールでは出し物が始まりました。まつりの内容は、次のとおりです。
1 ホール
ア、子どもヒップポップダンス
恒例のカッパダンスキッズによるダンスは、リズミカルな音楽に合わせ、祭りを盛り上げます。路上で子ども達が踊るストリートダンスの様に、動きの速い元気な姿は、見ている人に感動を与えます。
イ 伝統芸能:ひょっとこ踊りなど
宿場町として栄えた我孫子に伝わる芸能の伝承に努めている「あびこふるさと会」によるおはやし・獅子舞・太鼓・ひょっとこ踊りの演技は、まつりでは初めてです。熱の入った演技に、初めて見る外国人にとっても印象深いものでした。
ウ、イタリア・カンツオーネ
イタリアで、体全身を楽器として響きのある声をつくって歌うベルカント唱法を学んだ広田芳一さんは、旅の思い出話を交えながら歌いました。その透き透った声量は会場いっぱいに広がり、聞く人を圧倒するほどの素晴らしいものでした。また、福島優子さんのピアノ演奏と相まって会場内の人々を魅了していました。
エ、アンサンブル
中央学院大学吹奏楽団の3人がフルート、クラリネット、オーボエの三重奏で曲「駅猫diary」を演奏しました。軽快なリズムで、駅に住む猫たちが気ままに駅構内を動き回る様子が思い浮かび、楽しい演奏でした。また、中央学院大学のマスコットキャラクター“ちゅーいんこ”と“うなきちさん”が応援に駆け付けていました。
11時にギャラリーが開場し、外国ブース(韓国・フランス・ドイツ・チリ・イギリス・中国・東南アジア)などに沢山の来場者が訪れ外国の物産、食べ物などを求めていました。
12時からホールでは、日本語・英語で読む紙芝居が始まりました。日本語は市地エリンさん、英語は呂 澤晴ru ze qingさんです。変身願望の強いカメレオンを題にした「ごちゃまぜカメレオン」とサメをだまして海を渡った「いなばの白兎」の話です。英語で聞くと新鮮な感じがします。
13時からまつりが始まりました。司会(安武さん・南さん)の進行で、へさき康彦AIRA会長及び青木章我孫子市副市長のあいさつに続き、来賓・近隣協会などの招待者の紹介が行われました。その後、ホールでは出し物が始まりました。まつりの内容は、次のとおりです。
1 ホール
ア、子どもヒップポップダンス
恒例のカッパダンスキッズによるダンスは、リズミカルな音楽に合わせ、祭りを盛り上げます。路上で子ども達が踊るストリートダンスの様に、動きの速い元気な姿は、見ている人に感動を与えます。
イ 伝統芸能:ひょっとこ踊りなど
宿場町として栄えた我孫子に伝わる芸能の伝承に努めている「あびこふるさと会」によるおはやし・獅子舞・太鼓・ひょっとこ踊りの演技は、まつりでは初めてです。熱の入った演技に、初めて見る外国人にとっても印象深いものでした。
ウ、イタリア・カンツオーネ
イタリアで、体全身を楽器として響きのある声をつくって歌うベルカント唱法を学んだ広田芳一さんは、旅の思い出話を交えながら歌いました。その透き透った声量は会場いっぱいに広がり、聞く人を圧倒するほどの素晴らしいものでした。また、福島優子さんのピアノ演奏と相まって会場内の人々を魅了していました。
エ、アンサンブル
中央学院大学吹奏楽団の3人がフルート、クラリネット、オーボエの三重奏で曲「駅猫diary」を演奏しました。軽快なリズムで、駅に住む猫たちが気ままに駅構内を動き回る様子が思い浮かび、楽しい演奏でした。また、中央学院大学のマスコットキャラクター“ちゅーいんこ”と“うなきちさん”が応援に駆け付けていました。
オ、寸劇
火曜日の日本語教室で学ぶ外国出身者の生徒による寸劇「やまださんちの てんきよほう」は、山田さん一家の一日の様子を天気用語を使い、天気予報に絡めて演じました。スクリーンに画像を映したり、雷などの効果音を出して分かりやすい演技です。また「雲が近くに見えると・・晴?or雨?」などのクイズも出して、観客を引き付けていました。
火曜日の日本語教室で学ぶ外国出身者の生徒による寸劇「やまださんちの てんきよほう」は、山田さん一家の一日の様子を天気用語を使い、天気予報に絡めて演じました。スクリーンに画像を映したり、雷などの効果音を出して分かりやすい演技です。また「雲が近くに見えると・・晴?or雨?」などのクイズも出して、観客を引き付けていました。
カ、外国語講座生の合唱
日頃学ぶ外国語の言語で成果を発表しました。
・中国語講座上級(張クラス):「三明治」の意味は?などのクイズと「霧里看花Wu Li Kan Hua」の合唱
・フランス語講座(ヒロカワ クラス):ピアノ伴奏で「パリのお嬢さん」の合唱
・韓国語講座(金クラス):「大きな古時計」の合唱
日頃学ぶ外国語の言語で成果を発表しました。
・中国語講座上級(張クラス):「三明治」の意味は?などのクイズと「霧里看花Wu Li Kan Hua」の合唱
・フランス語講座(ヒロカワ クラス):ピアノ伴奏で「パリのお嬢さん」の合唱
・韓国語講座(金クラス):「大きな古時計」の合唱
2 お茶席
表千家岡田宗由先生のお茶席は、まつりの賑わいから離れ静かな空間の中に設けられています。着物姿の外国出身者を含め来場者は、お茶点ての作法、野点傘、「一華開五葉」と記された吉兆の意味が込められた短冊や菊の花などの茶室の雰囲気にしたり、日本のおもてなしの心を感じていました。茶器を愛で、季節の栗の和菓子とともに抹茶をいただきながら、来場者は日本の「美意識」を感じたことでしょう。
表千家岡田宗由先生のお茶席は、まつりの賑わいから離れ静かな空間の中に設けられています。着物姿の外国出身者を含め来場者は、お茶点ての作法、野点傘、「一華開五葉」と記された吉兆の意味が込められた短冊や菊の花などの茶室の雰囲気にしたり、日本のおもてなしの心を感じていました。茶器を愛で、季節の栗の和菓子とともに抹茶をいただきながら、来場者は日本の「美意識」を感じたことでしょう。
3 着付け体験と生け花
外国人を対象にした着付け体験は、男女とも多数の申し込みがありました。田口慶子先生と社中の先生方は開場前から2人一組で着付けを行っていました。 この着付け体験は、留学生や日本語教室で学ぶ外国人には楽しみの一つです。着物姿で会場内や岩井春幸先生が会場入口に生けた生け花の前で記念撮影をしていました。
外国人を対象にした着付け体験は、男女とも多数の申し込みがありました。田口慶子先生と社中の先生方は開場前から2人一組で着付けを行っていました。 この着付け体験は、留学生や日本語教室で学ぶ外国人には楽しみの一つです。着物姿で会場内や岩井春幸先生が会場入口に生けた生け花の前で記念撮影をしていました。
4 ギャラリーのブースなど
ギャラリーには、8つのブース(韓国・フランス・ドイツ・チリ・イギリス・中国・東南アジア・AIRA)が設けられています。
外国ブースでは、外国語講座受講生や先生が当該国の食べ物、民芸品を集めたり、大使館等の協力を得て観光案内資料を揃えていました。また、来日後日本でパン屋を始めた方の品物を出したり、帰国時に現地で品物を購入して出しているブースもあります。各ブースには先生もブースに立ち商品の説明、講座への案内、来場者との会話など、交流を図っていました。
中国ブースは、中央学院大学で学ぶ留学生と中国語講座生の共同運営です。日本で生活する中国出身者などが中国語の会話ができる場でもあります。
AIRAブースは、日本語教室で学ぶ外国出身者が運営しています。日本語で商品を勧めたり、来場者と会話したり日本語を学習する良い機会となっています。最初はぎこちない対応ぶりでも、後半には笑顔で応じていました。
また、ギャラリーには、来場する子ども達のために「キッズ・コーナー」が設けてあり、AIRA育児ボランティアの高嶋さんが折り紙などを用意し、対応していました。
ギャラリーには、8つのブース(韓国・フランス・ドイツ・チリ・イギリス・中国・東南アジア・AIRA)が設けられています。
外国ブースでは、外国語講座受講生や先生が当該国の食べ物、民芸品を集めたり、大使館等の協力を得て観光案内資料を揃えていました。また、来日後日本でパン屋を始めた方の品物を出したり、帰国時に現地で品物を購入して出しているブースもあります。各ブースには先生もブースに立ち商品の説明、講座への案内、来場者との会話など、交流を図っていました。
中国ブースは、中央学院大学で学ぶ留学生と中国語講座生の共同運営です。日本で生活する中国出身者などが中国語の会話ができる場でもあります。
AIRAブースは、日本語教室で学ぶ外国出身者が運営しています。日本語で商品を勧めたり、来場者と会話したり日本語を学習する良い機会となっています。最初はぎこちない対応ぶりでも、後半には笑顔で応じていました。
また、ギャラリーには、来場する子ども達のために「キッズ・コーナー」が設けてあり、AIRA育児ボランティアの高嶋さんが折り紙などを用意し、対応していました。