布佐南小学校に中国の小学生たちが大勢視察に訪れるということで、取材に行ってきました。AIRAからは会員の松井さん、中央学院大学国際交流センターの邢 燕(ケイ エン)さん、中央学院大学の学生陳さん、李さん、カイさんが派遣され、セレモニーや交流授業の通訳を務めていました。(No.19-25)
日時:2020年1月15日(水)10:00~13:20
場所:我孫子市立布佐南小学校
参加者:中国貴陽市第二実験小学校4年35名、校長・教員5名、TC1名
布佐南小学校4年児童37名、校長、教頭、教務、サポート他
我孫子市長、我孫子市教育委員会5名(教育長含む)
AIRAより8名(通訳5名、取材1名、市企画課2名)
冒頭の歓迎セレモニーでは須賀毅校長と中国の校長先生の挨拶に続き、布佐南小学校を紹介するビデオが放映されました。登校時の様子、授業の様子、クラブ活動、運動会などの年間行事など、日本の小学校の様子が10分ほどに分かりやすくまとめられていました。
その後、校内を歩いて他の学年の授業を参観し、体育館に戻ってからは日中の交流授業として「図画工作:発砲スチロールペーパーで凧を作ろう!」の材料が準備されており、教えあいながらミニ凧を制作。バランスさえよければ歩くスピードで簡単に揚がる凧に皆楽しそうに体育館を歩き回っていました。
給食タイムには市長や教育長もそれぞれのテーブルに参加し、打ち解けた話ができた様子でした。
今回の交流会は、中国の小学校側からの要請に対して関係者の方々が動き、我孫子市がそれに応え布佐南小学校を選び、実現に至っているそうです。その関係者の一人、人民日報企画営業部部長の林道国氏にお話を伺うことができました。
中国では将来を担う子どもたちを世界中に送り出し様々な体験や勉強をさせるという新教育政策が取られており、その一環で今回の視察が実現したという話でした。まだスタートしたばかりで、これから実績を積んでいきたいとのことです。