新型コロナウイルス感染拡大防止のため順延になっていました総会が開催されました。総会はコロナの感染拡大防止策をとり例年より少ない出席者の中で開催され、付議された議案は全て承認されました。AIRA会長はへさき康彦会長から新会長に市川　仁氏に交代しました。（No.20-6）

日　時：2020年9月4日（金）　14：30～15：30
場　所：あびこ市民プラザ　多目的ホール

　2020年度の総会は、当初4月開催で準備を進めていました。4月に入り新型コロナウイルス感染拡大に伴い、政府は緊急事態宣言を発令し、この緊急事態宣言は5月下旬まで継続しました。この宣言に伴い外出自粛や公共施設等の利用制限が行われ、6月末まで継続しました。この間、AIRAの事務局は閉鎖し、活動もON LINEで対応できるものを除き停止状態でした。
　総会は、コロナ禍での開催のため、参加者の事前届け出、体温チェック、マスク着用、ホールの出入り口開放、座席間隔の拡張などの「三密」防止策などを講じるとともに、短時間での開催となりました。
　総会は、足達法子総務部会長の司会で始まりました。へさき康彦AIRA会長の挨拶に続き、星野順一郎名誉会長（我孫子市長）、西垣一郎顧問（市議会議長）の挨拶がありました。AIRA会長と名誉会長の挨拶は、次のとおりです。
　へさき会長「緊急事態宣言でAIRAの活動が停止し一時は事業継続が危ぶまれたが、コロナと共生しながら活動が始められ、活動を続けることが出来ました。」
　星野名誉会長「緊急事態宣言の発令に伴い、外国人の帰国、入国減で市内在住外国人は約160人減少した。AIRAの皆さんには地道な活動をとおし、外国人との交流・理解促進に努め、今年中止になったスピーチ大会、まつり等の開催に向けた活動を期待します。」
　続いて、へさき議長の下で、付議された議案について、説明と審議が行われました。
　「第1号議案　2019年度事業報告について」は、北嶋扶美子副会長から2019年度に開催された事業について報告がありました。

　「第2号議案　2019年度収支決算について」は、依田　勇会計から報告があり、その後米田友義監事から監査結果として適切であった旨の報告がありました。

　　　※詳細は「2019年度総会資料」をご覧ください。

　第1号議案及び第2号議案は一括して審議に付され、その結果出席者全員により承認されました。
　続いて、「第3号議案　理事・監事・役員の選出（案）について」は、へさき議長から提案され承認されました。理事5名、監事1名の交代があり、役員ではAIRA会長に現へさき会長に代わり、市川　仁現副会長が会長に就任しました。

　　2020年度_理事監事役員.pdf
　議長が市川会長に代わり、新任の挨拶の後議事に入りました。
　「第4号議案　2020年度事業計画（案）について」は、全体事業について村越孝一副会長から説明がありました。計画されていた「あびこ国際まつり」及び「国際交流スピーチ大会」はコロナ禍の影響で開催が中止になりました。東葛地区国際交流連絡協議会は今年度当協会が幹事協会で、第一回を7月10日に開催しました。受託事業である「外国人のための日本語教室」「通訳・翻訳業務」等や「日本語指導のための学校派遣事業」などの事業は規模・実施方法を勘案しながら開催する方向で検討する旨の説明がありました。
　部会事業は、各部会長から説明がありました。コロナ禍の計画事業への影響について、次のとおり説明がありました。
・総務部会の総会終了後のパーティ開催は中止になった。
・広報部会の会報誌の発行は厳しい財政状況であるが、会員との交流を図る方法を考えて対応する。
・交流部会の交流パーティ、ホームステイは来日中止に伴い現在予定はない。また、交流バス研修やその他の交流促進活動はコロナの感染状況等を見ながら開催を考えたい。
・研修部会の外国語講座は開講時期を遅らせ、受講料・回数等を見直し開講している。韓国語（入門）、中国語（入門）、英会話初級（火曜クラス）及ドイツ語サロンは閉講となり、2１講座・1サロンで7月から始めた。隔年実施の「日本語の教え方講座」は9月26日からZoomを用いて行う。なお、特別講座「トラベルイングリッシュ」は中止した。
・ボランティア部会の日本語教室は、5月からON LINEで授業を行っている。対面式授業も検討している。通訳サービスの主要なジャパンバードフェスティバル開催及び北アリゾナ大学生の来日は中止になった。並木小学校での異文化交流支援も中止になった。
　続いて、「第5号議案　2020年度事業予算（案）について」は、依田会計から説明がありました。予算案はコロナ禍前の計画であり、大幅な事業見直しとそれに伴う事業収支等の減が見込まれているので、今後事業の運営状況を鑑みながら実行計画を立てて行うことになります。
　第4号議案及び第5号議案は一括して審議に付され、その結果出席者全員により承認されました。
　以上で付議された議案は全て承認されました。
　次に、報告事項として、市川議長から（1）顧問の交替として西垣一郎議長と戸田智恵子総務企画常任委員長が紹介されました。　(2)新理事として5名の方及び監事1名の紹介がありました。（2020年度～2021年の理事・監事及び役員は、上記PDF[2020年度理事監事役員」参照）
　総会の議題は全て終わり、司会の足達さんの閉会の言葉で予定通り終了しました。
　なお、今年はコロナ禍の影響を鑑み、終了後のパーティは行わないことになりました。