昨今のコロナ禍の状況の中で、AIRAの活動も中止や規模の縮小を余儀なくされています。今回、「世界の人形館」代表髙 康治氏とAIRAの活動について意見交換を行うため訪問しました。(№20-10)
日 時:2020年10月30日(金) 13:00~14:40
場 所:世界の人形館
出席者:髙 康治氏(世界の人形館代表)
AIRA(市川仁会長、北嶋扶美子副会長、村越孝一副会長)
2020年度は年度早々からコロナ禍により、AIRAは国際交流スピーチ大会やあびこ国際交流まつり等のイベントは中止になり、他方外国語講座の開講の延期、外国人のための日本語教室対面授業をオンライン授業への変更など大きな影響を受けています。更に、これらの事は会員数の減少や収入減等財政面での悪化要因となって表れています。
この様なAIRAの現状に鑑み、AIRAの活動を支え、支援してくださっている賛助会員の髙氏から草の根の国際交流に努めるAIRAに寄付の申し出がありました。AIRAにとっては、今後の継続的な活動に充てるため、有難く受け取りました。
寄付金の使い道の詳細は今後検討しますが、来年迎える30周年記念事業やワールド・トラベラーと称するほど世界275か国・地域を巡った髙氏の体験に沿えるような青少年の海外体験事業に使えればと思います。
【世界の人形館の紹介】
「世界の人形館」は、我孫子市内の隠れた名所の一つです。口コミサイトで世界最大の閲覧数を持つTripadvisor(トリップアドバイザー)では、我孫子市内では手賀沼公園、鳥の博物館に次ぎ三番目に世界の人形館が入っています。先日も日本人の他、インドネシア人、中国人が訪れていました。
館内(髙氏の私邸ですが)には所狭しと人形の他、時計、絵画、地球儀、仮面、万華鏡、置物、外国紙幣とコイン、少数民族や南極など現地の写真等々が展示・配置されていました。人形は2,000体以上が地域ごとに分類され展示され、国・地域の特徴が分かります。ひときわ目立つ仮面をのぞき込むと万華鏡の世界が見える。ブータンで購入した仮面に万華鏡作家村越通浩氏(我孫子市在住)が万華鏡を組み込んだそうです。平山郁夫画伯のシルクロードの絵を織り込んだ絨毯、インドの木彫りのテーブルなど見るだけで海外旅行をしている気分に浸ります。
展示品は数万点に上り、髙氏が50数年に亘り収集したものです。因みに、一番のおすすめは南極だそうです。
世界の人形館:http://www.world-doll-wdm.com