2016年10月22日(土)、布佐周辺で開催される野外美術展のオープニングセレモニーとレクチャーハイキングが行われ、AIRAから7名の通訳が派遣されました。 (N0.16-18)
日 時:2016年10月22日(土)、11:00~17:30
場 所:旧井上住宅 庭及び布佐市民の森・宮の森公園 等布佐周辺
派遣通訳:佐藤 満、鈴木拓哉、北川三夫、山西裕子、中島克己、菅野哲哉、へさき康彦(ボランティア部会長)
10月22日から11月6日にかけて開催される「第19回我孫子国際野外美術展」の開会セレモニーが倉の工事が進む旧井上家住宅の庭で行われました。駒場実行委員長の開会の挨拶に続き、青木副市長及び今井県会議員の挨拶、その後外国人等の招待作家や作品を制作した参加作家の紹介が行われました。AIRAから派遣された通訳の佐藤さん、へさきさんが日本語を英語に、英語を日本語にそれぞれ通訳し、式の運営に貢献しました。
セレモニー終了後、レクチャーハイキングが旧井上家住宅からスタート。約60名の人たちが列をなして、約4時間をかけて作品を制作した作家から説明を聞くために同行しました。AIRAの通訳の方々は、7名の外国人に1:1で対応し、それぞれの作家の作品説明を通訳していました。また、担当する作家が制作した作品説明にも通訳しました。
作品は、形態からは理解できないものが、制作の趣旨などの説明を聞いて理解できるものです。しかし、中には哲学的な、観念的なもの、空間的なものなど翻訳しにくいものがあり、通訳の方々は七転八倒しながら、わかりやすく解説し、無事通訳していました。
招待作家のアダム・ウーレン(オーストリア)氏の作品「20 4 5」は、制服姿の4列各5人の計20体のクローンの作品ですが、数字の意味は分かりません。「20 4」が4月20日のヒットラーの誕生日、「5」は隠語を意味している、と説明を受けてわかる作品でした。
千葉大学からグローバルボランティアとして参加している2名の学生は、セレモニー中来場者にパンフレットや名札を配布するなど大活躍。布佐小学校5年生のワークショップ(10月14日)にも参加し、5年生と一緒に作品を作り、展示してありました。また、作家ヘレン・ヒライ(アイルランド出身)の作品制作にも手伝いました。実りあるボランティア活動ができ、AIRAとしても受け入れた甲斐があります。