2017年6月1日に来日して以来、我孫子市内での日本体験学習、関西方面での旅行などを経て、再び我孫子に戻りホームスティを行いました。　　(No.17-7)

 

1　ホストファミリーの出迎え

6月23日（金）　16：00～16：30　於：市民プラザ会議室1

　生け花体験授業の終了後、8人の学生はAIRA会員等の家庭に2泊3日のホームステイをしました。
８家族のホストファミリーは、生け花体験授業の終了時間に合わせ集合。早坂交流部会長のホームステイ中の注意事項、緊急連絡先等の説明後、学生は荷物と生け花を持ち、ホストファミリーと夫々の家庭に向かいました。

2　ホームステイ報告会

6月25日（日）　13：30～14：30　於：市民プラザ会議室1

出席者：学生8人、マリー先生、ホストファミリー8組16人、布佐中学生3人、AIRA関係5人　計33人

　梅雨の季節にもかかわらず天気に恵まれた3日間のホームステイが終わり、報告会を行いました。
　報告会はリラックスした賑やかな雰囲気の中で、早坂交流部会長の進行で、山口千鶴さんの通訳を交えて行われました。
　報告会では、各ホストファミリー及び学生から感想が述べられました。また、布佐中学生がNAUの学生と交流を図り、中学生も感想を述べました。

　ホストファミリーの中には、必ずしも英会話が得意でない方もいて、スマフォのアプリを利用して会話をしたり、英会話のできる孫・姪を呼んだり、工夫をしながらコミュニケーションを図った様です。また、学生の方も日本語を話したいと、辞書を片手に会話に努めた様です。

　想い出の一端・・・・・・・

ア、一緒に作ったお好み焼きは美味しかった。遊び相手のこどもがいなくなり最初に覚えたことば「KEITAはどこですか？」です。（Mr.Thomas）

イ、娘がいないので、娘の様に会話し・料理も手伝ってくれて楽しかった（木村・Miss.Samantha）

ウ、遠出（成田と房総風土記の丘）して疲れて昼寝2時間、その夜寝られず夜更かしをしてトランプゲームをして楽しんだ。初めて布団で寝て、布団をたたんだ。（田端・Mr.Michael）

エ、イケメン・もったいない　の言葉を覚えた。Jesus（イエスキリスト）そっくりの学生だった（中島・Mr.Riley）

オ、学生が作ってくれたバナナパンが美味しかった。鋸山への車中で辞書を片手に日本語で話しをした（高橋・Mr.Dominik）

カ、近くの中学生を呼んで相互の言語での会話（中学生は英語で、学生は日本語で会話する）して、「習った英語でコミュニケーションがとれてよかった」（布佐中学生・Miss.Grace）

　楽しい思い出は、学生にとっても、ホストファミリーにとってもありました。また来たい、と学生が言い、また来てね、とホストファミリーが答えて、報告会は終わりに近づきました。

　村越副会長のホストファミリーへのお礼と、マリー先生の学生が楽しい時を過ごせたとの感謝の言葉で、報告会は終了しました。

　今回のホームステイでは、事前にホストファミリーと学生で会って、顔見世と過ごし方などの希望を聴いたことから、両方にとってもスムーズなステイにつながった様です。また、ステイ先の近くの子ども（中学生）を交えて交流を図ったことは、AIRAの国際交流の広がりにつながる事と思います。

3　その後

2017年6月26日（月）11：00～14：20　於：並木小学校

　翌6月26日、学生たちは並木小学校で授業体験をしました。授業は、英語（4年生）、音楽（3年生）、体育（2年生）の科目です。

　英語授業は、児童との会話Gameや“What day is it ?”の問いに答える学習でした。音楽はリコーダーを吹いたり、”おおまきばはみどり”の合唱です。体育の授業では、リレー競争、鬼ごっこTAG gameをしてました。

　体育は2年生ですが、リレー競争では学生は全力で走っていました。また鬼ごっこでは俊敏な児童に逃げ切れず捕まって鬼になり、鬼となり全力で追っかけても捕まえられずれ、汗を流していました。

　授業終了後、児童とともに給食を食べ、昼休みには校庭で遊び、清掃も体験しました。英語学習のショートタイムである「なみキッズタイム」（5年・6年）では、各教室に分かれ、ビートルズの“Let It Be”をともに歌いました。

　1か月にわたる学生たちの研修旅行も最後になり、日本の文化を学び体験し、楽しい思い出になったことでしょう。