170704 1 日本語教室(火曜日クラス)では、1学期も終わりに近づいたこの日に、合同学習会を開催しました。日頃受講生の方は、教室では各自の日本語の学習レベルに合わせて日本語ボランティアと学習をしていますが、この日は全員でゲームをとおして日本語を学びました。    (No.17-8)

日 時:2017年7月4日(火) 10:30~12:00
場 所:あびこ市民プラザ ホール
参加者:受講生13名(他、幼児2名)、ボランティア(日本語19名、託児2名) 計36名

 学習係の久保田さんの進行で、磯貝さんの「今日はゲームをとおして、言葉と気持ちのやり取りを感じてください」との挨拶で始まりました。
 受講生の尹 美娟さんが「四隅分けゲーム」のルール説明を行い、グループ分けを行いました。これは、好きな果物・色・野菜・動物などを四隅に掲げ、参加者がそれぞれ集まると言うものです。四隅(4グループ)の人数が近い時にグループを分け、以後のゲームに活かします。
 次は、「ボールでコミュニケーションゲーム」です。受講生の森 春香さんがやり方を説明して始まりました。グループ内でボールを投げる時、相手に「〇〇です。よろしくお願いします。」と言って投げ合います。数回投げ合っているうちに、名前以外の事を聴き合いコミュニケーションを図っていました。
 「借物競争」は、權 惠辰さんの説明です。カードを引いて、記載された物を「〇〇はどこですか?」と聞きその場所まで行き、「すみません、〇〇をかしてください」と借りて所定の場所に置いてくるゲームです。物を理解し、置いてある場所等を理解する、と言う生きた日本語の学習で、しかもグループ競争なので、受講生は会場内を必死に右往左往していました。
 最後は「じゃんけん列車ゲーム」で、受講生の平塚ルイジさんがやり方の説明をしました。参加者全員で次々と相手を見つけてじゃんけんをして、負けた人がその人の後ろの列に着く。最後は2グループとなり、負けたグループは勝ったグループの後ろにつき、丸く輪になって終わります。最後のじゃんけんはさながら「大将戦」の様相で、勝ったグループは大喜びです。
 受講生は、「楽しかった」と動作を伴った学習は、遊びながらの勉強で机上と違った日本語の学習ができた様でした。
 スタッフの河嶋さんの「3本締め」で学習会は終わりました。

170704 2170704 3170704 4170704 5170704 6170704 7170704 8170704 9170704 10170704 11