(火曜日)日本語教室合同学習会―七夕まつり
場所:あびこ市民プラザ ホール
参加者:47名(受講生22名、日本語ボランティア21名、託児ボランティア4名)
七夕の日に合わせ、日本語教室火曜日クラスでは合同学習会として、七夕まつりを開催しました。 (NO.15-8)
日頃の教室では、受講生は日本語ボランティア(日語ボラ)との関係で学習し、他の受講生との交流は教室ではありません。そこで、合同学習会と称して、年2回、全受講生及び日語ボラと交流を図ることにしています。
相部さんの開会の挨拶で、学習会が始まりました。
初めは「たなばた ものがたり」の紙芝居です。渡邉(隆)さんが語りに合わせて紙をめくり、受講生4名が流暢な日本語で語りました。
次は、笹につるす折り紙折りです。山口さんの説明に合わせて「牽牛(彦星)」を色紙を使って折りました。日語ボラの助言を得ながら折る人もいましたが、ほとんどの受講生は折り目に合わせて上手に折っていました。
続いて、長谷部さんの指導で、短冊に願い事を書き、全員が発表しました。「日本語が上手になりたい」「子供が元気で大きくなってほしい」「家族みんなが健康でありますように」「車が欲しい」「お金もちになりたい」「子供が欲しい」「運転免許がとれますように」「ハワイに行けますように」など、それぞれの願い事が発表されました。
日語ボラの方が用意した笹竹に、受講生それぞれが折り紙や短冊を吊るし飾りました。折り紙には、日語ボラの方が事前に用意した織姫やちょうちん等を含め、願い事を書いた短冊・織姫・牽牛・吹き流し・提灯・編み飾り・スイカ・わっかつづり等、所狭しと飾られました。笹飾りは日本独自の風習の様で、中国・韓国には無いようです。
この日は雨交じりのくもり空、織姫と牽牛が合う天の川は見られませんでしたが、牽牛に会った織姫のうれし涙が天から落ちてきた様で、二人の幸せを感じました。とともに、外国から来て日本語を学ぶ受講生の笑顔を見て、とても楽しい日でした。
早く笹を採ると枯れてしまうと、その日の朝に笹を用意した日本語ボランティアの方たちの心憎いおもてなしの心に育てられ、笹竹に飾られた願い事はきっと叶うことでしょう。