201907131 AIRA日本語教室など日本語教育に携わるボランティア講師等を対象に、「日本語レベルアップ講座」が開催されました。(No.19-9)
日 時:2019年7月13日(土) 14:00~16:30
      会 場:あびこ市民プラザ ホール
        講 師:中内 薫先生(元茨城県日本語教育アドバイザー)
      参加者:24名
 外国人への日本語教育の重要性は、2019年4月から施行された新しい在留資格「特定技能」の導入により益々高まっています。6月には「日本語教育推進法」が成立し、国や自治体における日本語教育の充実が責務となっています。
 開始に当たり主催者を代表して山崎哲彦さんは、我孫子市内の外国人は2,099人、外国人比率は1.6%(2019年6月、全国平均2%)と増加し、日本語教育に携わる方の役割は重要になってきています。今回は主に「授受表現及び他動詞と自動詞に関する授業の展開方法」について学びます、と挨拶をされ、講師紹介を行い研修会は始まりました。
 講師の中内薫さんは、「日本語教室とりで」で日本語教育に携わっています。
 今日教えることを考え教案を作成し、解らせるための工夫をする。「(物を)あげる、もらう」「(行為を)~てもらう、~てあげる」等の授受表現や「(ドアを)あけます、あきます」等の自動詞・他動詞の使い方を、絵などを用いて「繰り返し」「言い換え」「二つの文をつなげる二文一文」等により定着の確認をしながら進めて下さい、と。講義は、講師の実践をまじえての内容でした。
 今回の「レベルアップ講座」は大変好評のうちに終了しました。
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