「日タイキッズ ラグビー交流2016」の支援
場 所:県立手賀の丘少年自然の家、NECラグビーグランド
通訳派遣:木田ワサナ(AIRA会員)
子ども達:(日本側)柏・印西・我孫子・千葉・川口の各子どもラグビースクール生(小学生)
(タイ側)Vajiravudh college ラグビー部員
スポーツを契機とする国際交流を推進している一般社団法人子どもスポーツ国際交流協会(The Kids Sports Exchange)主催の「日タイキッズラグビー交流2016」が今年も3月25日~27日の3日間、NECラグビーグランドを中心に開催されました。同交流は2009年から今年で7回目を数えます。今年もAIRAから通訳としてタイ出身の木田ワサナさんが派遣されました。 (NO.15-25)
この催しは、ラグビーを契機に子ども達が異文化交流を図る目的から、手賀の丘少年自然の家に2泊3日宿泊し、寝食を共にして交流を図ります。木田さんも一緒に宿泊し、生活面等でバックアップしました。
宿泊初日、子どもスポーツ国際交流協会代表の向山昌利さんから「ラグビーを通じ①友達をつくる ②異文化を知る ③生きた他言語を学ぶ」、そして協力することも学んでほしい、と挨拶がありました。
その後、宿泊に伴う規則、寝具類の整理整頓、ごみの分別等の説明や寝具の片づけ方の実演もありました。日本とタイの子ども達25名はそれぞれ4グループに分かれましたが、木田さんは各部屋を回る等大活躍でした。子どもの中にはスマートホンの英訳辞書機能を使って、英語で意思疎通に努める子もいました。
初日の夕食は野外にてカレーです。タイ米を使い炊飯するのですが、水加減は? タイから同行した「コックさん」に見てもらいます。手・指を使っての水加減、電気釜の普及前の日本で行っていたのと同じでした。
2日目は、「NECグリーンロケット」の現役選手による実演とラグビーの基本を教わりました。
3日目は、NECラグビーグランドでの各部屋対抗戦が行われました。「勝つことよりも一日楽しんでほしい」(あびこラグビスクール代表)と開会式後交流戦がありました。
この3日間での子ども達のスポーツとキャンプ生活をとおしての異文化体験・国際交流をAIRAが支援できたことは、AIRAで行っている他の国際交流事業に加え、幅広い交流推進の契機になるものでした。