16.3土曜日クラス「書道を体験する」
場 所:アビスタ 第2学習室
参加者:26名 (受講生9名、日本語ボランティア講師17名)
日本語教室土曜日クラスで合同学習会が開催されました。日本語教室では、毎週各人のレベルに応じて学習をしています。この日は、今年度最後の授業でもあり、全員で書道を体験しました。 (No.15-24)
テキストを用いた通常の日本語の学習に続いて、茶菓子を食べながらの自己紹介を行うなど、和やかな雰囲気で「書道」の体験に移りました。
講師の川俣さんから、毛筆の持ち方、文鎮の説明等とともに書き方の手本を示して開始です。
机の上には各人別に半紙等の書道一式とともに、練習文字「人・友情・夢・森・和・心」など11の文字と手本が用意してありました。受講生は「鉛筆」等の筆記具や箸の持ち方とも異なる毛筆の持ち方に、戸惑いながら取り組みました。
手本を見ながらとはいえ、書き初めの筆の入り方、筆の返し方、書き終わりの筆の抜き方などに苦労しながら、講師の指導の下に何度も練習していました。慣れたところで色紙に清書し、自分の名前を書いて仕上がりです。
書道は「習字」とは異なり必ずしも「きれいに書く」必要はなく、各自が文字を「美しく」表現出来ればいい、という事から、日本語を学ぶ外国出身の方の文字は個性あふれるものでした。
中国から伝わった書道は、中国では「書法」として学校で教えられているようです。簡体字の中国ではどの様な字が書かれているのか、興味が湧きます。