202110241 コロナ禍でイベント等が中止されている中で、AIRAでは「行動を起こすことが交流に繋がる」との思いから、まつり開催に向けて準備を行っています。(№21-11)

 昨年度は、新型コロナウイルス感染拡大のため、まつりは中止になりました。今年度はAIRA設立30周年でもあり、30周年記念式典とともにまつりを開催出来ないか検討を続けてきました。
 まつりの開催には様々な意見と乗り越えなければならない壁があります。中止した昨年度に比べ、今年度はコロナウイルス感染症に対する対応が分かってきたこともあり、開催することとしました。
第1回まつり実行委員会は、7月16日に開催されました。例年に比べ1ケ月の遅れです。今回は大学生8名(千葉大学・中央学院大学)がボランティア活動の授業の一環として参加し、総勢33名で始まりました。
 コロナ禍でまつりをどのような形で開催するか・・・従来の舞台での歌・演技・演奏等の発表、外国の民芸品・食べ物の展示販売、お茶席、着物体験などは出来ません。検討の結果、事前に録画して会場で放映する、入場者を制限する、実演をネット配信という方向で開催することになりました。
 録画・編集、ネット配信などは初めてのことであり、開催の中身に不安を抱えながら実行委員の皆さんを始めAIRA会員による準備が始まりました。
・ 10月10日(日):「来日中国人に聞く」と題し日本語教室の担当者(足達さん)が、中国から10年前に来日しAIRA日本202110242語教室で学んだ夫婦(葛公平さん、田麗君さん)にインタビューしました。
日本での生活や日本語教室での感想、楽しかったこと、今日本語を学ぶ“先生”は誰?等。録画、録音は初めてのことで、録画のスイッチを入れ忘れたりしてやり直したりして試行錯誤のスタートです。カメラやスマフォを複数台用意し万全を期すとともに、中央学院大学の学生(布施さん)の強力な助っ人を得て、無事撮影は終わりました。
・ 10月17日(日):タジキスタン出身のグルルフソル・サファロヴァさんによる「タジキスタン料理の紹介」のピラフ、サラダの調理を撮影していました。202110243
・ 10月22日(金):ベトナム出身のグエン・ティ・ユエンNGUEN THI DUYENさんによる「ベトナム料理の紹介」では挙げ春巻き、ベトナム風お好み焼きの調理を撮影していました。
料理の現場には、レシピ担当として学生(野村さん、加藤さん)が材料や調理手順などをメモしていました。まつり当日には料理のレシピとして配布予定です。また撮影にはAIRAの担当者に加え、布施さんが同行していました。202110245
・ その他、まつりには台湾茶の紹介、中国の人形制作、肉まんの作り方等自作の映像もあり、それぞれ準備が進められています。
 今回のまつり開催に際しての学生の参加は、未知の領域での作業が多く、短期間での準備作業をこなすため貴重な人材として欠かせない戦力として活躍しています。大助かりです。
 まつりは、2021年11月28日(日)に開催されます。

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