我孫子市民の国際的な視野を持つ青少年の育成や日本語及び英語の語学力向上と合わせて国際交流を目的とする国際交流スピーチ大会が開催されました。コロナ禍で開催は一時中止になりましたが、昨年から感染対策をとり再開しました。今年で23回目を迎えます。(No.23-11) ➤English Version
日 時:2023年10月8日(日)13:00~16:30
場 所:あびこ市民プラザ 多目的ホール
発表者:12名(英語の部:9名、日本語の部:3名)
レステーション:1名
研修報告:1名
来場者等:61名
司会の足達法子さん(AIRA総務部会長)と藍 秀文lan xiu wenさん(中央学院大学学院生)の自己紹介と挨拶で会は始まりました。審査員6名の紹介に続き、北嶋扶美子AIRA会長、星野順一郎我孫子市長の挨拶がありました。
北嶋会長は、「AIRAは草の根交流に努めている。発表者の国際交流の思いを言葉で聞けることを期待する」と挨拶しました。
星野市長は、「市内には50ヶ国約2,300人の外国人が生活している。母国語でない言葉で意思を伝え、相互の歴史文化を知るきっかけになれば」と挨拶しました。
発表は、小学生による暗唱による発表“レシテーション”から始まりました。選択を迫られた時の心構えを述べました。
第一部は英語による発表です。9名の方が、海外で経験した事、英語を学ぶ目的、広島で学んだ事、国際交流についてなど、時には動作を交えながら発表しました。
第二部は日本語による発表です。3名の方が日本の生活から感じたり学んだことを発表しました。
12名の発表が終了し、昨年の「世界の人形館賞」受賞者の楊井こころさんの海外研修の報告がありました。韓国に行き「建物や衣服等の文化の違い、相手を思えば人種・性別・年齢・言葉が違っても分かり合える」等体験をとおして新たな刺激を得た様です。
審査が始まりました。この間、AIRAの日本語教室、翻訳通訳、ホームスティ等の外国人支援活動やAIRAまつり、バス研修等の国際交流活動が動画で紹介されました。
審査結果は、「別表」のとおりで、各賞ごとに表彰状が授与されました。
また、青少年の国際化を育成するために髙康治氏の寄付により設けられた「世界の人形館賞」に、井本蘭蓮さんが選ばれ、髙氏から目録が授与されました。
最後に、全体の発表について、丸教育長から「発表は国際交流に対する意欲に満ちたもので、発表された皆さんの考えを、次につなげて活かしてほしい」と講評されました。
大会は、大村実行委員長の挨拶でおわり、続いて同所でティーパーティーが3年ぶりに行われました。発表を終え緊張から解き放された発表者や審査員などを交え、楽しいひと時を過ごしました。
(別表)受賞者