参加者AIRAの会員同志の親睦を深め、また市民と会員の交流を深める「イヤーエンドパーティー」が開催されました。    (No.16-26)

    日 時:2016年12月10日(土)  17:00~18:30

    場 所:あびこ市民プラザ ホール

    司会進行:早坂 満交流部会長、王 雅茹wang ya ruさん(中国内モンゴル出身)

    ピアノ演奏:柯 美鈴 ke mei lingさん

    参加者:35人

司会の中央学院大学学生の王さんの流ちょうな日本語による出身地や先頃開催された「第25回我孫子国際交流まつり」での中国ブースでの販売をして楽しかったこと等の自己紹介に続き、早坂交流部会長の挨拶、前AIRA会長の菅野さんの乾杯の音頭で、会は始まりました。

会場内では、バックグラウンドミュージックがかかり、また「第25回我孫子国際交流まつり」の画像が映る中で、テーブルに用意された食べ物と参加者が持ち込んだ飲み物などで、食べながら、飲みながら一年の想い出などで参加者同士の会話が進み、時が過ぎました。

途中、次の国の出身者から、自国のクリスマスや正月の紹介がありました。

1 韓国:クリスマスには、ケーキは無いが美味しいものを食べる。正月(旧正月)は親せきや知人が集まり伝統料理「トックク」を食べる。

2 タイ:仏教国でクリスマスはない。正月は、12月31日は親戚などが集まりパーティーをする。1月1日はお寺に行く。旧正月(旧暦)はお寺に行ったり、年長者に手足に水をかけ洗ってあげる。タイソンクラーン

※注:タイの旧正月(4月13~15日)は、水かけ祭り(ソンクラーン)で有名、各国から楽しみに来る人も多い。

 

3 中国(瀋陽):クリスマスは以前はなかったが、10年位前から商売上の商品の販売からか広がってきている。中国水餃子と月宵団子正月(旧正月、春節と言う)は家族が集まって水餃子(南方では団子(月宵団子)をつくり、食べたり、マージャンをする。

4 フィリピン:家の外で花火をする。正月は集まっておいしい食べものを食べる。

      ※注:大晦日の花火や爆竹は有名で、時には火災を発生する程です。

5 エルサルバドル(中米):キリスト教の国なので、クリスマスは11月から始まる。クリスマスの日は、自宅に集まり飲んで食べて踊る。その後朝方から海に行き一日過ごす人もいる。年末年始も同じように飲んで食べて踊り、1月1日の朝まで続く。その後、家に帰り寝る人もいたり、海に行き楽しむ人もいる。

各国それぞれの新年の迎え方はその土地の「風土」により異なっていることを改めて感じました。先日日本語絵羽子板教室(火曜日クラス)の合同学習会で「日本のお正月―伝統的遊び体験」が開催され、凧揚げ、コマ回し、羽根つき、カルタ取り等が紹介されました。しかし、今の日本のお正月の過ごし方は変わってきているところがあります。外国人から見て、今の日本の正月はどの様に映ったのでしょうか?

さんのピアノ演奏をバックグラウンドに聞きながら、しばらく歓談が続き、早坂交流部会長の閉会の辞で会は終わりました。

AIRAでのイヤーエンドパーティーは久しぶりですが、色々なところで活動をしていても顔見知りのない人もいる中で、会員が集まり交流を深めたことは、AIRAの活動が長く続き、発展するのにとても有効なことでした。この日は、来年の再会を期して散会しました。

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