イブニングクラスでは、夏のひと時を利用して日頃の教室での学習から離れて、ベトナム料理を食べながら日本語を学ぶ会を開催しました。 (No.17-10)
日 時:2017年7月28日(金) 18:00~21:00
場 所:我孫子北近隣センター(並木会館) 調理室
料理担当 : レ タイン フィエン (LE THANH HUYEN)
参加者:受講生7名、日本語講師スタッフ7名、他1名 計15名
料理担当のフィエンさんは、ベトナム・ハノイ出身でイブニングクラスで日本語を学んでいる受講生ですが、他方、ベトナム料理を教えている料理の先生です。この日はフォーを用いた鶏肉料理と緑豆りょくとうのぜんざいをつくり、食べました。
鶏肉のフォー(pho ga)の作り方は、複雑ではありませんが、作り方では気が付いたことがあります。鶏ガラスープを作る時、いったん煮込んだ鶏ガラを流水で内臓を洗い流していました。また、香りパックと称して青ネギ、シナモン、生姜、パクチーの根をお茶パックに入れて鍋に入れていました。こうすることにより鶏肉のフォーの味が柔らかく脂身が強調されず淡白な味になり、香りのあるあっさりした食べ物になっていました。食べる時、ナンプラー(nam pla)とレモン・塩で作ったタレに鶏肉をつけて食べると味が強調され、レモンの味にさわやかさが出て美味しさが倍増しました。
この様な料理の仕方や味付けなどで、異国情緒あふれる食べ物になりました。
緑豆のぜんざい(che hoa cau)は、冬は温かくして食べる様ですが、夏ですので氷で冷やして食べました。ココナツミルクの味とトロミのある食感で、暑い夏にはピッタリの食べ物でした。
料理をしながら、食べながら、参加者はお互いに自己紹介をし、話しが弾み和やかな雰囲気の中で会は進み、終わりました。
使用した食材:鶏肉のフォー (鶏ガラ、鶏モモ肉、玉ねぎ、生姜、塩、フォー)
:緑豆りょくとうのぜんざい (皮むきの緑豆、砂糖、ココナツミルク、くず粉、氷)