2018022701 湖北小学校6年生の授業、外国人と交わる国際交流授業が行われ、AIRAでは外国出身のゲストを派遣しました。AIRAスタッフは、小学校までの送迎も行い協力しました。(No.17-30)

開催日時:2018年2月27日(火) 13:00~15:30
場 所:湖北小学校 体育館 6年生(54名)
ゲスト:6か国12名・・劉 鵬Liu Peng(中国)、張 澤Zhang Ze(中国)、晁 南Chao Nan(中国)、Forau 愛世Manase(トンガ)、山中 乃梨果(マレーシア)、張 華Zhang hua(中国)、オザ ダルマ ラズOjha Dharma Raj(ネパール)、山中 韻晶(マレーシア)、趙 旭Zhao Xu(中国)、王 婷Wang Ting(中国)、平塚 Luigi(ブラジル)、川田 Fe(フィリピン)
AIRAスタッフ:5名・・山口、へさき、北嶋、足達、大崎

 

 学校の図書室に集まったゲスト達は、AIRAスタッフ山口さんから授業内容が説明されました。授業は、ゲーム(じゃんけん列車、伝言ゲーム)、“Let’s Talk”、湖北Guide、フォークダンス、生徒による歌です。
 ゲストは、市内在住の外国人の他、近隣在住の方や藤沢市在住の方、中央学院大学留学生などの協力を得て、AIRAスタッフ4名も加わり合計16名で行いました。ゲスト達は日本語も話せますが、「日本語を話せない外国人」となって行うこととしました。
 体育館では、6年生代表が英語で歓迎の挨拶、ゲストの自己紹介が行われた後、授業が始まりました。
1 じゃんけん列車・・相対する2人でじゃんけん。じゃんけんで負けた人がその人の後ろにつく「じゃんけん列車」は、2人→4人→8人・・・と次第に人が増え、最後は勝った人の後ろに全員が1列につながります。人の列が蛇の様に体育館内をクネクネしながら、じゃんけんする相手を探しながら動き回っていました。最後の勝者はゲストの劉さん、飛び上がって喜びを表していました。
2 伝言ゲーム・・4つのグループに分かれて、日本語と英語の2回伝言ゲームをしました。最後の人が伝言の内容をパフォーマンスで表します。
 第一ランドは日本語です。「ノートを箱の中に入れて、クリスティーナ先生に持っていこう」です。筒をとおして伝言を伝えましたが、聞きなおし確認したりして行っていました。箱の中に入れての言葉が伝えられなかったりしていましたが、山中(乃梨果)さんのグループが正確に行っていました。
 第二ラウンドは英語です。「put on the helmet and sit down」です。ヘルメットをかぶる英語が難しかったのか、「helmet」を「note」と伝えたり、また座ることを伝えなかったり、何回も聞きなおしたりする等、各グループで四苦八苦していました。
3 Let’s Talk・・16人のゲスト達それぞれに3~4人の生徒が分かれて英語で会話します。名前を聞き合ったりして、生徒たちにとって外国人が身近なものになったことでしょう。
4 湖北Guide・・9人の生徒が、社会の勉強で学んだ湖北地域の歴史紹介を英語で紹介しました。(湖北)一里塚、(中里薬師堂)薬師三尊と十二神将像、将門神社、旧井上邸、古墳からの出土品、等を流ちょうな英語で紹介していました。ゲストの中には十数年市内に住んでいますが、初めて知った我孫子の歴史などに、今度訪れてみようと言っていました。
5 フォークダンス・・全員が手をつなぎ丸い円をえがき、”Mayim Mayim”の曲に合わせて踊ります。久しぶりのダンスにゲスト達は、最初は生徒の動きに合わせて踊っていましたが、徐々に慣れてきて、輪がつぼみ・広がる動作などに生徒に交じり楽しく踊っていました。
6 歌・・生徒全員で「旅立ちの日に」の曲が2部合唱で歌いました。若い力を信じて青空に飛び立つ姿は、ゲスト達が生徒に望む願いでもありました。

 湖北小学校での国際交流授業は初めてです。今回の授業に生徒たちは単語を覚えようと努力したり、ALTのクリスティーナ先生と発音の練習をしたそうです。生徒たちは日頃英語を使う機会が少ないので、英語を使うことを教えたい、と今回授業が企画されました。

 ゲスト達は、生徒の英語の発音がきれい、話す時生徒たちの目が輝いていた、生徒たちはわからない単語を調べ会話に努めていた、楽しみながら英語を覚えることはいい、英語で話す時間がもっとあればよかった、今後継続して行えばより効果が表れる、などの感想を述べていました。

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