「第15回 ジャパン・バードフェスティバル2015」に通訳派遣
日時:2015年10月31日(土)9:3.0~19:00、11月1日(日) 9:30~15:00
場所:手賀沼親水広場 他
派遣通訳者:8名(菅野哲哉、艗康彦、吉田武晴、濱理恵、中山慶子、藤井鈴江、倉田倫子、劉鵬)
我孫子市など行政・NPO・学生・市民団体などが主催するジャパン・バードフェスティバル(JBF)実行委員会から通訳派遣の要請があり、AIRAから二日間で8名の通訳を派遣しました。
今回は、海外からリトアニア共和国、モンゴル、台湾、インド、香港、フィリピン、ブルネイの国から出展があり、その内、インド、香港、フィリピンの3カ国に通訳の派遣を行いました。
両日とも沢山の鳥愛好家や一般の方が来場し、参加団体の国の鳥などについて質問や販売品への問い合わせがありました。鳥の種類は多く、同じ種類でも地域により色などが異なり呼び方も異なるようです。
インドブースでは、来場者から「私はこの鳥は38種類いるが、8種類は見た。多くは東南アジアのタイ・インドなどにいるので行ってみたい」と言ってきました。鳥の名前は専門的で訳すのは難しいものです。昨年8月、我孫子に鳥類学会の学者たちの訪問があった時、日本語と英語の表記表を作成したのですが、国により呼び方が異なり、詳しい鳥愛好家にはとても対応できません。また、ブースで販売の鳥柄をプリントしたTシャツ、バッジなどの鳥の名前を聞かれ、通訳の方たちは一生懸命に外国人と日本人の間に入り、説明を取り持っていました。
初日の31日には夕方17時から歓迎レセプションがアクロス(介護老人施設クレオ内)で開催されました。出展団体が多数参加され、それぞれから挨拶や会場内での交流がありました。通訳の方たちはそこでも通訳に努めました。4月に我孫子市長に表見訪問のあったエストニア国の大使には今回は大使館で用意した通訳の方が当たりました。台湾の代表の挨拶にはAIRA会員の張紋明Zang Wen Mingさんが自主的に通訳にあたっていました。
フィリピン団体の挨拶では、当初簡単に日本語であいさつする手はずでしたが、突然英語でも挨拶が始まり、そばにいた吉田さんが臨機応変に対応し通訳しました。予想外にも十分対応したことにプロ意識を感じた一面でした。その他の場面でも、場内は沢山の参加者で騒々しい雰囲気でしたが、通訳の方が加わり通訳するなどで活躍し交流に貢献していました。
余談ですが、インドブースでは販売用に持ち込んだTシャツが最終日には完売に近くなり、これも通訳の方の尽力があったとか・・・。 №15-12