日時:2022年4月25日(月)13:30~14:40
場所:あびこ市民プラザ 多目的ホール
2022年度総会は、コロナ禍であり三密防止対策などのコロナ感染防止対策を取り開催されました。
足達総務部会長の司会進行で、AIRA日本語教室で学ぶフィリピン出身の吉野マリア・エレンさんの開会の言葉で総会は始まりました。
AIRA市川会長及び市長星野名誉会長(代理青木副市長)の挨拶に続き、交代になった顧問(甲斐俊光市議会議長及び木村得道市議会総務企画常任委員長)の紹介があり、代表して甲斐顧問から挨拶が有りました。
挨拶では、市川会長は、開会の言葉を流ちょうな日本語で述べた吉野マリアさんの日本語教室で学んだ成果や30年にわたるAIRAの活動を例に、市民レベルでの国際交流活動の必要性を述べ、関係者の引き続きの協力をお願いしました。
甲斐顧問は、学生時代の海外一人旅で経験した市民レベルでの国際交流の必要性を踏まえて、AIRAの活動への期待を述べました。
続いて、総会の議長である市川会長の議事進行により、議案の審議に入りました。
・第1号議案 2021年度事業報告について
北嶋副会長から説明が有りました。
AIRA設立30周年記念式典の挙行及び30周年記念誌発行の他、あびこ国際交流 まつり、文化講座、日本語教室、外国語講座などの事業はコロナ禍でオンラインを活用するなどの工夫を凝らして実施しました。
また、2020東京オリンピックに参加するスロベニア共和国の選手が市内で事前キャンプを行い、これに関連する諸行事にAIRAから通訳を派遣しました。
半面、人との交流に関わる事業は感染防止の観点から、国際交流スピーチ大会、バス研修、小学校での異文化交流、イヤーエンドパーティなどは中止となりました。
・第2号議案 2021年度収支決算について
依田会計から説明が有りました。その後、米田監事から監査報告が有りました。
収入では、予算に対し会費、外国語講座受講料及びAIRAまつりでの販売収入等での減がありました。
支出では、AIRAまつり開催費、外国語講座運営費、事務局体制の見直しによる賃金などで支出を抑制しました。他方、2020年度に世界の人形館からの寄付金を活用してAIRA30周年記念誌を発行しました。
なお、寄附金の内、国際交流スピーチ大会で使用予定の額は、スピーチ大会が中止となったため、次年度に繰り越されました。
第1号議案及び第2号議案は一括して審議に付され、承認されました。
・第3号議案 理事・監事・役員の選出(案)について
市川議長から説明が有り、承認されました。
規約では、理事・監事の任期は2年です。理事の中から役員が選出されます。今年度は改選の時期で、北嶋扶美子さんが新会長に選ばれました。また、ボランティア部会長に猿渡 浩さんが就任しました。(「我孫子市国際交流協会役員 2022年度から」参照)
議長が北嶋新会長に替わり、議案の審議に入りました。
・第4号議案 2022年度事業計画(案)について
全体事業については、村越副会長から説明が有りました。続いて各部会の説明は、各部会長から行われました。(総務部会は足達部会長、広報部会は中村部会長、交流部会は早坂部会長、研修部会は上原部会長、ボランティア部会はへさき部会長)
2022年度の活動は、コロナ過ではありますが、外国人との交流を図り市民レベルでの国際貢献に寄与するため、あびこ国際交流まつり、国際交流スピーチ大会などを始め、日本語教室、外国語講座、バス研修などの各部会活動を計画しています。
・第5号議案 2022年度事業予算(案)について
事業予算について、依田会計から説明が有りました。
収入は、会員の減少傾向を踏まえ前年度より少なくなっています。その他は事業の平年度化に伴う額を計上しています。
支出は、スピーチ大会での新たな賞金を計上しているほか、事務局費は賃金などを抑制し、事業費も運営に必要な額を計上しています。
第4号議案及び第5号議案は一括して審議に付され承認されました。
予定された議案は全て終了し、司会者から出席された理事の方の紹介が有りました。
質疑では、意見・質問は無く、吉野マリア・エレンさんの閉会の辞と「今年は感染予防のため残念ながら懇親会を行いません」の言葉で、会は散会しました。
【我孫子市国際交流協会役員 2022年度から】
会 長:北嶋扶美子
副会長:市川 仁・へさき康彦・村越孝一
総務部会長:足達法子
広報部会長:中村孝行
交流部会長:早坂 満
研修部会長:上原正幹
ボランティア部会長:猿渡 浩
会 計:井手口 赳・依田 勇