AIRAでは、外国人のための日本語教室のボランティア講師の技能向上を目的としたレベルアップ講座を開催しました。(No.22-7)
日 時:2022年9月10日(土) 13:30~15:30分
開催方法:オンライン(Zoom)
講 師:齋藤 茂氏(西部文理大学・麗澤大学・ヒューマンアカデミー日本語教師養成講座講師)
参加者:51名
内訳・・・AIRAボランティア講師24(火曜・11、土曜13)、他市国際交流協会24(柏市7、松戸市7、野田市1、流山市3、取手市4、守谷市2)、その他3(ボランティア部会長他)
日本語レベルアップ講座は、年 2 回程度開催し、 ボランティア講師の日本語の教え方について研鑽に努めています。今回はコロナ禍でもあり、インターネット配信で行うこととしました。斎藤講師はあびこ市民プラザ会議室からZoomで配信し、参加者は各自でZoomにアクセスして行いました。
日本語教室研修係の益子正人さんの進行で、AIRAボランティア部会長猿渡さんは挨拶の中で「日本語教室は外国人が生活に役立つ日本語を学ぶ場で大きなウエイトを占めている」と講座開講の意義を述べ、続いて講義は始まりました。
講座テーマは、①学習者に見せるための板書、パワーポイント関連 ②「~んです」を例に、授業準備と進め方のヒント(みんなの日本語26課) ③「助詞」を教えるための、動詞との関係の重要性 です。
講義は、具体的な事例をあげ、例を交えて話されました。ボランティア講師が授業準備や授業では、学習者のレベルに合わせて使用頻度の多いものに絞り、学習者の日常生活や身の回りの物を取り上げ、学習者と会話しながら進める。また、見える様に色分けした板書やジェスチャーを交える 等講義の随所に教えるポイントを指摘しながら講義されました。
また、斎藤講師は事前質問に文書で事前に配布し、更に講座終了後も補足説明として紙面を配布する等熱心かつ丁寧に対応していただきました。
※講義内容の概要は、→ここ.pdfを参照してください。